一流オーケストラ、首席奏者のリズム感とは?

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君たち、並の音楽家になるか、一流の音楽家になるか、好きな方を選びなさい。一流になりたければ・・・

 

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こんにちは、ビーツ・アップ ケン・前田です♪

 

先日「こうろかん(鴻臚館)」で、大阪フィルハーモニー交響楽団の首席フルート奏者、野津さんと飲む機会がありました。

当然、音楽のふか~いお話になる訳で・・・おもろかった♪

お互い演奏しているジャンルは違うんですが、リズムに関して感じている事、大切にしている事は全く一緒で、その切り口がまたクラシックの一流演奏家ならでは。

大いに盛り上がり、そしてインスパイアされました♪

どんな内容か?

以下、簡潔にまとめました!!

 

☆「リズムを克服するコツ」は?

野津さんは、学生の頃、師匠から「リズム」については徹底的にしごかれたそうです。

もちろん、自信を失ってしまったりしたこともあったとか。でもそんなときに心の支えになったのは、師匠の「君は、いいときは本当に素晴らしいリズムだ!」という一言だそうです。

自分には可能性がある!と、信じる事ってホントに重要。

では、その時の感触を手がかりに、彼がつかんだ「リズムを克服するコツ」とはなにか?

「うん、2つあるんだ・・・一つは映像化、もう一つは細分化」

こんなふうにお話ししてくれました。

「映像化」って、イメージの事です。リズムの動き自体を「ドリブル」とか「けん玉」などに例えたり、「力強く」とか「優雅に」とかそんなのも含まれます。

「細分化」は、リズムを細かくとらえる事です。野津さんいわく「たんたたたん」ではなくて

「トゥラタぅタぅタアン」

だそうです。

言い回しがクラシック奏者やわ~!!

生徒さんはお気づきとは思いますが、僕もレッスンでは、違う言い方で「全く同じこと」をもうしあげてますね。「タゥアタァタァタァン」って感じ。僕はジャズ/ポピュラーなので!

また、この感覚は、実践してみないとわからない。実践して身につくと、「リズム自体の品質が上がる」のです。

なので、からだでピ~ンと来た人は、相当「音楽が理解できる人」なんじゃないでしょうか!

また、こんな所でも意見が一致。

「ミュージシャンの卵、音楽を学習中のひとは、同時にやるべき事、気をつける事が多すぎて、リズムに注意が出来ていない事が本当に多い。打楽器奏者でさえ!!」

そう!!ほんとに。だから僕は「リズム感☆センスアップ講座」をやらせて頂いてるんです!!

 

☆ふつうではありえない巨匠との共演!

そんな野津さんにとってのいちばんの思い出は?

「学生のとき、バーンスタインの振ったオケで演奏したこと」

バーンスタイン! ニューヨークフィルハーモニー、ウエストサイドストーリー・・・まさに歴史上の人物!!

そういえば前にもそんなこと言ってたなあ。でもこれって、すごい経験なんですよ!彼のプロフィールにも書いてありますね。

『1990年(第1回)~1991年(第2回)、故レナード・バーンスタイン氏の提唱により始まった札幌でのPMFオーケストラに2年連続参加。』

これは、「のだめカンタービレ」ご存じの方は、大指揮者「ミルフィー」が、優秀な学生を選抜したオーケストラで合宿してたのご存じでしょうか?

内容はまさに、あの通り。プロ候補の学生たちのいわば「日本代表」合宿です。

巨匠バーンスタインのオーラ、発するコメント、アドバイス、どれをとっても「心酔」せずにはいられなかったそうです。

そして、巨匠の締めくくりのセリフはというと、

「君たち、並の音楽家になるか、一流の音楽家になるか、好きな方を選びなさい。一流になりたければ、今日のこのリハーサルを、死ぬまで忘れないように」

う~ん、しびれますねえ!

 

☆音楽をやる事の意味は?

最後に、音楽をやる事の意味は?って質問してみた。

「大半の人は『現在』がないでしょ?」

あ、なるほど!

「過去と未来だけ。でもミュージシャンは『現在』に没頭できる、こんなに幸せなことはない!」

全く同感。僕も演奏中は「誰よりも瞬間に生きてやる、勝負!!」って思ってます。

結局音楽は、魂を救済するものだという結論で意見が完全に一致.

再びかんぱ~い!!って飲んだくれるのでした。

音楽含めて、芸術の良しあしは「数値」では表せない。

ここが魅力的なところ。分ろうとする人にはいずれ分る。でも分らない人には永遠に分らない。

野津 臣貴博 華麗なるプロフィール

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