意外な所にある!演奏が上手くいかない原因。

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「音楽を後回し」にしたりするとどうなるか?? それは・・・・・

 

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こんにちは! ビーツ・アップ/ケン・前田です

さて、音楽に取り組む人は・・・

 

☆いい感じで上達してくると必ず「欲」が出てきます。

 

おもしろいもので、上達してるのに「自分の演奏が気に食わん」って、今まで以上に思ったりしませんか?

まるで「音楽の神様」が、次から次へと「ハードル」をお与えになっているかのようです。

でも気になるって言うのはつまり「NG」がはっきり具体的に見えてくる。上達していってる証拠です。

が!

そういう渦中にある人は、具体的な「解決策」が見えないんです。なんせ、渦の中ですから!!

では一体、どうすればいいのでしょう?

1つ、例をご紹介いたします。

 

☆演奏が上手くいかない原因を「テクニック」に求めてしまう。

これはよくあること。一般的に、頭のいい人ほどその傾向が強いといわれています。

でも「テクニック」って、音楽という大きな作品をつくるための、ほんの一部。

そう「部品」なんですね。

 

さてここで、ものごとを「成功」させるためにどうすればいいか考えてみましょう。

ちょっと物騒ですが、例えば「戦争に勝つため」には何が必要か?

「技術」「戦術」「戦略」

 

この3つです。実は音楽もしかり。

「テクニック」「歌い方」「展開」

 

なんですね。

 

☆では、こん中でいちばんエラいのはどれでしょう?

こたえは「戦略」=「展開」です。

どんなものかというと、例えばこの戦争をどういう風に開戦して、途中で負けそうになったらどうするとか、有利になったら別方面から兵糧ぜめして、エンディングでどう言う条約を結ぶか?みたいな・・・

これは、音楽に例えると、イントロ~テーマをどういう風にやるのか?アドリブでどんな展開をするのか?エンディングは?みたいな話です。

一方「戦術」っていうのは、どの角度で、どんなタイミングでミサイルを何発撃つか?みたいな話です。

ドラムやったら、盛り上げる時「ザーーーーーッ!!」ってロール入れますが、どんなクレッシェンドかけるか?

大雑把に言うと「どんなふうに歌うか?」っていうことになるんですね~

じゃあ「技術」はというと、戦争ならミサイルの精度「そのもの」など。

ドラムならロールがどんだけ上手いかとか、そのための鍛え抜かれたお手手や足などのことを言います。

で、このなかで、最も楽しい練習ってどれだかご存じでしょうか?

答えは「技術」なんですね~

 

☆テクニックの練習は、大変たのしい。

自分が「上手」になっていく様な気がするし、コツをつかめばどんどん上達します。でも、きりがないし、それなりに時間もかかる。

なので「技術がついてから」って思って「音楽を後回し」にしたりするとどうなるか??

「音楽のおいしさをご存じない」プレーヤーのままで過ごしてしまいます。

「歌い方」の練習には「コピー」が必要だし、「展開」も同様、演奏の経験や、どれだけたくさんの音楽を聴いているか?が問われます。

つねに「戦略」つまり曲をどう展開するか?を意識し、平行して「テクニック」を練習すれば、確実にいい演奏家になれすのですが・・・

「技術」のみに偏りすぎると・・・単なる「寄り道」になってしまいます!

ミサイルの精度ばっかり上がって、使い方知らんとか。これでは戦争にかてません。

 

☆意外な所にあった落とし穴。

つまり上達しないのは、テクニックが無いのではなく、「テクニックを気にしすぎ」た結果、「展開」とか「歌うこと」がおろそかになってしまう。

そういうことなんですね♪

テクニックの無い人は、まず「形」にしてしまうと、後からテクニックがついてくる。

元からテクニックが有るかたならなおさら、ぐっと「音楽できる」プレーヤーに近づきます。

そしてたいていは、自分が参加しているバンドやセッションが楽しくなり、「みんなの見る目も変わった」と、成果が出ます。

たしかに・・・寄り道って・・・楽しいですよね!

もちろん長~い目で見たら、いいこともあるんですが・・・

「音楽」は、前に進みませんので、程々にしてください!!

 

 

皆さんの人生が、より豊かになりますように♪

ビーツ・アップ 前田 憲

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まえだけんドラムの代わりにブログの進行したり、ライブ案内するのが任務。本人は楽器をたしなまないが、大変耳が良い。



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