No23復習。音符がさらさらと動く感じをつかめるか?
こんにちは。ご機嫌麗しゅう!ビーツ・アップ 前田 憲です。
例えば16分音符が4つ並んでいるフレージングは、世の中にたくさんありますが・・
そんなことは、音楽やってる人ならご存知だと思います。
でも、単に4つ並べただけでは音楽にならないっていうのを(体で)知っている人は、限りなく数少なく、恵まれた方です。
さて、ドラム道場に参加されている皆さん。大変真剣な表情ですね。
なんでこんなに真剣な表情なのでしょう?
音符は、そこにいろんな肉付けがあって初めて躍動し、音楽になっていきます。
- アクセント
- スタカートテヌート
- フォルテピアノ などなど
これらは全て、大きなストロークを要求し、リキみを誘発します。なので、そこで大変タイムが乱れやすくなります。
つまり必要なのは、タイムを正確に割りながら、アーティキュレーションだけを平然とコントロールしていく・・・一言で言うと当たり前のようですが、これをいろんな音符で練習していくことで、音楽力がついてきますし、拍子感を意識できるようにもなってきます。
まあ、面倒な作業と思われがちですが、ちゃんと演奏できる人はみんなやってますし、やっていない人は価値がわからないまま過ごしてしまいますので、あんまりいいことはありません。
そのために、ドラム道場では
「スネアだけでいかに音楽を作れるか?」
というテーマで、皆さんに取り組んでもらっています。
ドラムソロを創ってみよう!
フラッシュで潰れて全く見えませんが、30分でソロを完成させました。
与えられた1小節のモチーフを使って、各自いろいろ展開してもらいました。もちろん、ちょっとした手直しも入れさせていただきましたが、ほんの少しいじっただけで見違えるようになる、という「メカラウロコ」の経験だったのでは?
- いかに最初のモチーフを利用するか?
- アクセントをどのように入れるか?
ここに勘所があります。
ですが、ソロを作るのは特殊なことではない!ということを、皆さん今回の試みで「体感」できたのではないでしょうか。
次回は、これを「肉付け」していくっていう作業、やってみる予定です。