つけてるつもりでなかなかつかないアクセント。が、鮮やかに楽につく。しかも音楽力も身につく。そんなテクニックとは?
「AllAmerican no.110」この題材は以前にも使いました。特筆すべきは・・・
最終小節以外、すべてオルタネート。
で構成されてます。オルタネート手順ですと、頻繁に「左始まり」のフレージングになり、左アクセントも出てきていい練習になります。
上級者はご存知だと思いますが
アクセントを意識しすぎると、ノンアクセントが大きな音になり、アクセント「つけているつもり」だけの平坦な演奏になってしまいます。これはでは音楽になりません。
とくに、ロックポップスばっかりやってる人は、基本がフォルテなので、弱音を出せない人が大半。(プロはそんなことないけど)
なので、自分のプレイがプアーなままでは嫌な方は、ぜひとも「活きたアクセント」をつけれるようになりたいものです。
で、だいたい不器用なのは「左」
ということで今回は
- 左を強化
- アクセントを有効化
するという2点に絞って、予備練習を徹底的にやりました。
やった後のプレイは、見違えるように。
とくに、ピアノの生徒さんは、その効果にびっくりされていました。ピアノの演奏にもじわじわいい影響がでてくることは間違いありませんね。
さてこの曲は、
初見でもできる、簡単な構成
ですが、ミリタリードラムの「一丁目一番地」、お手本のような曲。これを身につけることで、オールドスタイルのみならずジャズ全般のソロや、ひいては16ビートのソロにも応用可能。
宝石のような題材です。
月1回しか開催できませんが、その効果は絶大です。
現状、音楽に取り組む時間と余裕のある人は、大変少ないです。
ドラマーは特に。
プロとかアマチュアとかそんなことより「取り組んでいるかどうか?」が重要。
取り組みの「質」が高い人ほど、やりがいも大きく、大変幸せなんです。
また、「取り組む気持ちを持てる」というだけで、すでに選ばれた人と言えるのではないでしょうか?
どうか誇りを持って、楽しく音楽に取り組んでくださいね!