秋のジャズフェスに向けて。持ちネタに磨きを!!
さて、レパートリーも毎回ブラッシュアップされていってます。
人前で演奏しても恥ずかしくないレベルに到達すべく、やはりまずは・・・
「形を整える」
ことが重要。アマチュアの大半のかたはここをご存知ありません。
形を整えるためには、各自がきっちり仕上げてくるだけでなく、
「トリオでどんな位置関係をキープするか」
という、もっともおもろい取り組みが必要。ここからがアンサンブルの醍醐味です。
トリオの形とは、サッカーやラグビーの「フォーメーション」とか、馬車つまり「馬と御者」などに例えたりします。つまり「チームでやっている」そして「そのなかでどんな役割があるのか」という意識、ノウハウが必要なのです。
形が整ったあとは、音楽=つまり「芸術」の領域へと入ります。それはそれは、とてもおいしい実践が待ち構えているのです。
ほとんどの音楽人が到達できない音の世界で遊べるなんて、本当に恵まれたごく一部の人だけの特権なのです。
ピアニストがベースを担当。これも随分いい感じになってきました。
ピアノを大人になってもやってるかたは、幼少または子供のころからの
- ピアノ経験者
- 電子オルガン(エレクトーンなど)経験者
- 両方経験者
が大半です。
ピアニストは一人でメロディーから低音部まで担当しますし、とくに電子オルガン経験者は、ポピュラー曲を足鍵盤でベースをやります。
なので、コードさえ読めたら、テーマのお約束もアドリブのバッキングも、及第点がすぐ取れます。
音楽教育を全く受けていないアマチュアの方は
- 曲、すなわちテーマを大切にする
- フレームワークをきっちり守る
という感覚が乏しい人多いです。
なので、テーマの決め事になると、実に曖昧になること多いです。
そういう人はアドリブなどに情熱を燃やしがちですが、悲しいことに音楽の「一丁目一番地」をあまり経験されていないので、なにがいいたいのかよくわからない、自由ではなく「野放図な演奏」になってしまいがちです。
セッション講座では、絶対に形を大切にするようにつねにアドバイスしています。
「制約のもとの自由」
これこそが音楽そして芸術の要諦なのです。