セッション講座(第58回)2017/9/9

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秋のジャズフェスに向けて。持ちネタに磨きを!!

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さて、レパートリーも毎回ブラッシュアップされていってます。

人前で演奏しても恥ずかしくないレベルに到達すべく、やはりまずは・・・

「形を整える」

ことが重要。アマチュアの大半のかたはここをご存知ありません。

形を整えるためには、各自がきっちり仕上げてくるだけでなく、

「トリオでどんな位置関係をキープするか」

という、もっともおもろい取り組みが必要。ここからがアンサンブルの醍醐味です。

トリオの形とは、サッカーやラグビーの「フォーメーション」とか、馬車つまり「馬と御者」などに例えたりします。つまり「チームでやっている」そして「そのなかでどんな役割があるのか」という意識、ノウハウが必要なのです。

形が整ったあとは、音楽=つまり「芸術」の領域へと入ります。それはそれは、とてもおいしい実践が待ち構えているのです。

ほとんどの音楽人が到達できない音の世界で遊べるなんて、本当に恵まれたごく一部の人だけの特権なのです。

 

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ピアニストがベースを担当。これも随分いい感じになってきました。

ピアノを大人になってもやってるかたは、幼少または子供のころからの

  • ピアノ経験者
  • 電子オルガン(エレクトーンなど)経験者
  • 両方経験者

が大半です。

ピアニストは一人でメロディーから低音部まで担当しますし、とくに電子オルガン経験者は、ポピュラー曲を足鍵盤でベースをやります。

なので、コードさえ読めたら、テーマのお約束もアドリブのバッキングも、及第点がすぐ取れます。

音楽教育を全く受けていないアマチュアの方は

  • 曲、すなわちテーマを大切にする
  • フレームワークをきっちり守る

という感覚が乏しい人多いです。

なので、テーマの決め事になると、実に曖昧になること多いです。

そういう人はアドリブなどに情熱を燃やしがちですが、悲しいことに音楽の「一丁目一番地」をあまり経験されていないので、なにがいいたいのかよくわからない、自由ではなく「野放図な演奏」になってしまいがちです。

セッション講座では、絶対に形を大切にするようにつねにアドバイスしています。

「制約のもとの自由」

これこそが音楽そして芸術の要諦なのです。

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ピアニスト。ジャズだけでなくポップス・ラテン・クラシックも演奏し、造詣が深い。アレンジ・作曲、そしてお掃除も得意・・・と、なんだか誰かにそっくり。



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