モーツァルトやバッハの時代の音楽は、現代と比べて遥かに・・・
2013-05-22 22:03:21
テーマ:音楽の力 〜「脳と身体」にいい理由
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こんにちは、ビーツ・アップ ケン・前田です♪
ご機嫌麗しゅう!
☆無理もない「よーわからん」
さて、ほとんどのひとは「歌手もいない、クラシックの知らない曲、ピアノと管楽器の2人」などというライブには、足を運ぶことはなかなか無いと思います。
ジャズのライブも、同様。
大半の人が感じる理由は「よーわからん」から。
無理も無いでしょう。
なぜなら、今世の中であふれている音楽は「サウンド」と「歌詞」そして「ヴィジュアル」でキンキラキンに飾られ、ほとんどの音楽ファンはデコレーションしか感じれていない。
つまり「音楽を聴かされていない」のです。
きゃりーぱみゅぱみゅとかがいい例ですね。あれは音楽というより、踊りながらBGMを自分で歌っているという「すごい芸能」です。もちろん、トータル楽しい。僕もついつい見てしまう。でも、目をつむって聴くと・・・あんまりおもしろくない♪
読んでくださった方は分って頂けると思います。
感性を磨くと、デコレーションぬき「素っ裸のアコースティックライブ」を心から楽しむことができる。
そういう人は、生身の人間の「感性」がぶつかり合うのを感じに、ジャズライブにもわざわざ来てくださる。
音楽などという「目に見えないもの」を感じれるなんて、大変ラッキーなことなんですね。
心の豊かさ、そして人生という「自分の持ち時間」のクオリティにも直結していることではないでしょうか?
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20才くらいの頃、ゼミの教授、大阪市大の星野先生がぼくにこう言った。
「モーツァルトやバッハの時代の音楽は、現代と比べて遥かに豊かだった。」
その人は経済学者なのだが、私はその一言に身震いした。
音楽家ではない人が、そんな「感性」をもっているということと、まさに自分自身がもっと感性を磨いていかなければならないという啓発に対して。
そしてやはり「感性豊かな人」どおしは、もっともっとつながっていいかなければならない!
ずっとそんなふうに思いながら、芸事に従事しております<(_ _)>
本日も、読んで頂きまして、ありがとうございました!!
皆さんの感性が、もっともっと豊かになりますように♪
ビーツ・アップ 前田 憲