たとえば、「おしゃべりが上手な人」とはどんな人でしょう?
発声が完璧、早口で正確にしゃべれる、むつかしい四字熟語を知っている・・・でしょうか?
ちがいますよね〜。
これはテクニックや教養あるということであって、面白いかどうかはわかりません。
本当の「オモロイ人」とは、
その場をたのしくすることのできる人、笑かす人、聞き上手な人、盛り上げ上手な人・・・
ではないでしょうか?
ドラムもしかり。
ドラムが「歌」になっているか?これは大変重要。
最終的にテクニックや奏法は、「ドラムでいいビートを歌うため」にあり、この状態を「音楽している」といいます。
また、アティキュレーション(強弱や、スタカートテヌートなど)や、タイムの伸び縮みをいかに「思い通り」奏でるか、が本当の意味のテクニックであり、これができる人を「歌っている」と言います。
「歌う」のは、気持ちだけではなく、ノウハウがあります。
それは、文章で伝えると大変膨大になります。
また、知識やノウハウをかき集めるのも悪くないですが、実践しないと単なる「頭でっかち」になってしまい、消化不良で気持ち悪いです。
まずは実践。
とにかく「歌うような気持ち」で、ドラムを叩いてみましょう♪
そこから、すべては始まります。
参考コラム
◆ 「活きたリズム」を出せるようになるには?
みなさんの音楽生活が、さらに豊かになりますように♪
ビーツ・アップ 前田 憲