八分音符がハネていて、しかも裏だけにバスドラを
入れなければならない場合、結構プレーヤーは注意しないといけない。
たとえば1拍目うらにバスドラを入れる(表は休符)など。
とくにその前に「4拍目うら」にもフレージングしないといかん場合、大抵の生徒さんは(先生も?)次の小節、1拍目裏がきちゃなくなるケースがおおいのです。さて・・・
ドラマーは、先生/生徒問わず、
- きちんとした音楽教育を受けていない
- プロの世界で揉まれていない
場合が多くて・・・つまり、フィードバック(駄目出し)をちゃんと受けてないことが多いのです。
皆さんのバンドで、もし共演者のタイム感しっかりしていない場合、とくに気にならずに時間が過ぎていきます。ただしそこに、ちゃんとした指導者がいたら、もちろんしっかりしたタイム感になります。
プロの世界でしたら、仕事がなくなるかまたはリハなどで「ケッ」とか言われますので、必死で食らいつくために練習します。
ちなみに私の場合は、幼少のおりエレクトーンを数年やっていただけでしたので、音楽教育を受けたことは受けたのですが「たりません」でした。
なので、プロの世界は入ってからはそらもう、全部一からやり直しました。おかげさまで今では大変楽しくドラムを演奏できております。
さて、裏の音符ですが、これはまっているドラマーは本当少ないです。なぜでしょう??
これは、実際にはめてみないとわからん話なんですね〜
たとえば、表が休符、裏が音符しかも跳ねているなんていうフレージング、ジャズやラテンのみならずめっちゃ出てきます。
が、
大抵の人は表を見失ってしまって、裏がはまらない。
とくに一番おおいのは、表の前に裏を入れときゃいいんだ〜などと勘違いしているケース。
つまり、簡単に言うと表拍をしっかり数えればいいのですが、数えながら演奏するなんていう技術力もない。
なんせ「休符」ですから、タイムがおそろかになりがちなんですね。
ちなみにうちの教室のセッションでは、生徒さんの裏拍がおろそかになる時あったりしますが、ちょっとした注意喚起ですぐに直ります。
それは普段からレッスン&セッションで、表拍の重要性を絶えずサジェスチョンしているからです。
ぐちゃぐちゃでも気にならない人はべつにそれでいいと思います。それはそういう人同士で楽しくバンドできたりしますし、習いに行かなくてもいいんです。
それは人それぞれ。しかし、
もしあなたが上達したいのでしたら、
「つまらないなあ」と思ってしまうような、地道な練習を進んでやりましょう。
またはやらせてくれる環境に身をおきましょう。
「表拍を大切にしよう!」
と頭ではわかったとして、では・・どうすればそれを再現できるのか???
重要なのは「再現力」なんです。頭でわかってるし、練習でもできるし、本番でもできるし、アンサンブルで人を支えることもできる。
そして、人の指導もできる。などなど・・・
ここまでできるようになるにはやはり、指導技術(練習技術)つまりメソッドノウハウが必要になってくるんですね。頭だけなら、誰でもわかります。
自身の宣伝になってしまいますが、「つまらない練習」をマジメおもろ楽しくやってしまえるレッスンノウハウなら、私んとこ満載です。
もしご縁ありましたら一緒に是非練習しましょう♪
ビーツ・アップ 前田 憲