こんにちは、ビーツ・アップ ケン・前田です♪
音楽が好きな人は多い。
だが、間近で生の演奏、特にジャズやクラシックなどアコースティックなライブを体験していない人は結構多い。
ライブは、CDなどでは「決して感じれない」人間どうしのやり取りが満載だ。
特にジャズは、音楽をつくっている現場をリアルタイムですべて見ることができる。
こんなおいしい空間に訪れないなんて、本当にもったいない!
すると、こう反論する人がいる。
「CDの方が聴きやすい。むしろMP3で十分」
結構多いかもしれない。でもこれは例えば男性が、
「生身の女性と付き合うのは面倒。フィギュアや2次元で十分」
こういうのと同じだ。
これは、豊かだろうか?
*****
「めんどう」の先にある豊かさとは?
音楽を愛している人は多い。
だが、楽器を手にとって、演奏する人はそうたくさんいない。
楽器をやるだけではなく、「音楽」を意識して取り組む人はもっと少ない。
しかし、僕の縁ある方々は皆、音楽に取り組んでいる。
そして、バンドをまじめにやったり、セッションに取り組む人は皆、口を揃えてこういう。
「ライブを聴かないと、分らない」
演奏のやり取り、そしてアンサンブルの醍醐味、そういう音楽のおいしい部分は、けっしてCDからはゲットできないものなのだ。
CDは、レストランに例えると「精巧な食品サンプル」のようなもの。
CDだけを参考に演奏するなんて、「レシピブック」を見て何となく料理する様なもの。
やはり、プロの料理人を間近で見るほうが、遥かにいい。レシピなんか最初はどうでもいい。プロがやっている「感じ」を身体で覚えれる、貴重なチャンスなのだ。
音楽も同じ。プロのやり取りを真横で見るに限る。