ダブルストロークをゲットするための特効薬とは?
さて、研修担当の前田ですが、一体何をしている写真なのか・・・?
じつはこれ、「跳ね返り」の練習。
ご存知の通りドラムは、スティックのリバウンドが大変重要。
ダブルストロークっていう「2つ打ち」も、1打目の跳ね返りを利用して2打目を出すのです。
なので、本日はウォーミングアップ代わりに「敢えてはね返らん打面」で、跳ね返りの練習です。
ちょっとしたコツをつかむと結構跳ね返ります。
ほんでもってその後、普通のスティックで練習したら、びっくりするくらいスムーズにスティッキングできます。
フラムの応酬。難易度高し。すなわちチャレンジの価値大いにあり!!
さて、ユーチューブなどに演奏をアップしているドラマー(おそらくアマチュアと思われる)のフラムは、恥ずかしい演奏が多いです。
私もその昔は、大変恥ずかしい〜フラムをやっておりました。ですが、自分の録音聴いたり、上手な人のフラムを見たりしているうちに、いろんなことが見えてきたんです。
ほんのちょっと気をつけて練習すれば、フラムは鮮やかに決まるんです・・・つまり「前打音と主音符のタイミングをいかに明確にするか」が、絶対必要なスキルですね〜
ここんところは、ビーツ・アップの生徒さん、みなさんクリアされていますので非常に演奏も綺麗。
ですがフラムタップスは、フラムパラディドルに次いで難しいんではないか・・・と、前田は思っております。
なんせ、3つ打ちの連続ですから!
みなさんはいかがでしょうか?
そのフラムタップスが、この曲ではさらに
- ノンアクセントのフラム
- ほんでもって倍ノリ=チェンジアップ
というアーティキュレーション、タイム管理が出てくるんですね〜
そら〜
ものすごいええ練習です。
8分音符、5つ取りの練習。これは一体何になるのか??
夜道場では、セッション後の疲れもあり、みんな「ハラ減った〜」モードですが、とどめによく「アタマ使ってくらくらになる」練習したりします。
さて、8分音符を5つ取りしていくと、アクセントの位置が順に1つずつ後ろにずれて、2小節半で解決します。
ですがここでは5小節で解決するループを練習しました。
なぜならば、3小節目が結構難しいんです。
もちろん、実際のプレイでも使えるテクニックなのですが、重要な目的はもう一つあります。
それは、
『オンを確固としたものにする』
なのですね〜
3拍フレーズでもそうですが、大概のアマチュアプレーヤーはシンコペーションをやると、「3に流され」て拍子感がおかしくなり、タイムが狂います。
ここが重要なことに気づいている人や、演奏中に「ヤバっ」って思える人はまあ大丈夫なのですが、もしあなたが「それがどないしてん」っていう風に(大阪でスンマセン)思ってしまったなら要注意。
みなさん、オンはしっかりと意識しましょう!!