ある「呪文」を唱えると、たちまち出来るようになってしまうのです。
2015-06-24 15:28:42
テーマ:リズム感、その「深化論」
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こんにちは、ごきげん麗しゅう!
ビーツ・アップ 前田 憲です♪
ドラムって「左右バラバラに」やってるイメージですね。
そこに憧れる方も、たくさんいらっしゃいます。
そう、実はドラムに限らず演奏では「左右バラバラに、違うリズム」って、絶対にいる技術。皆さんもご存じだと思います。
なので、この技術を知っておくと、より上達への道が開けてきますね。
たとえばこんな練習ネタもあります。
左手が3回鳴ってる間に右手が4回、それぞれ均等に
3と4?!
同じ時間内に右手で四角、左手で三角、空中に描いてみるって感じです。はじめはぴったり一致させて~
どうでしょう皆さん、これ、むつかしそうでしょ?
ほとんどの人は、このお題にチャレンジするとはじめは・・・
悪い意味で「左右バラバラ」、つまりデタラメになってしまいます!
ただし、ある「呪文」を唱えると、たちまち出来るようになってしまうんです♪
ところでこれ「ポリリズム」って言います。2種類(ポリ)の拍子(リズム)を同居させるっていうことなんです。
この辺がドラム、そして音楽の醍醐味です。是非出来るようになって、自慢のタネにしてほしいですね~
でも、人間は「2つのこと」を同時に出来ません。
ではどうすればいいんでしょ?
例えば・・・
一人で切り盛りしている中華料理屋さんのランチタイム。
店主はどんな様子でしょう?
たいていは「こっちでは唐揚げ」「一方では野菜炒め」「向こうではラーメン」って感じで、一人で3つくらいの料理平行してやってたりします。
でも、まったく同時に「炒めながら」「唐揚げ準備しながら」「麺を湯で上げながら」ってしてないですよね?そんなことするなら手が6本必要です。だからそれは無理。
じゃあ、どんなふうに複数の料理をこなしているのか?
隙間隙間に作業を平行させている。が、真相。
つまり、いっぺんに3つの料理を同時にやっていないのです。
という訳で、さっきの「左手が3回鳴ってる間に右手が4回」は、ランチタイムの中華を参考にすればいいということになります。
右手と左手の流れを、一本の流れにまとめます。そして「呪文」を作ってしまうんです!
その呪文に従って叩いてみると・・・・
なんと、本人の意思とは関係なく「ポリリズム」が出来てしまいます。なので、みなさんビックリされます。でもその「身体が勝手にできる感」がとっても重要。それを子供みたいに繰り返すことで、後にアタマで理解できる。
これが、「あたりまえ」かつ「究極の」上達法です♪
練習法(やってみたい方のために)
☆3と2
☆4と3
手順「同・・右左・右・左右・・」
呪文「ドぅんタトぅタぅトタぅん」
こんな感じで、左右の違うリズムをごちゃ混ぜにして歌っちゃえばいいんです。ちなみに最初の音だけは、左右同時に叩きます。
叩く場所は自分の太ももとか。
で、「ド」は同時、「タ」は右手、「ト」は左手、「ぅ」「ん」は数えるだけ。
これを、呪文を覚えてからやれば・・・だれでも出来ちゃうんですね!!
皆さんの音楽生活が、もっと豊かになりますように♪
ビーツ・アップ 前田 憲
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