「音楽」は、ネットでいくら調べても、決して身につきません・・・・・
2013-06-26 17:51:27
テーマ:上達のためのノウハウ
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こんにちは、ビーツ・アップ ケン・前田です♪
クイズです。
同じ才能/素質の3人が楽器をはじめたとします。
- Aさん 好きな曲にあわせて叩いたりして遊びました。
- Bさん テクニックや奏法などをひたすら調べました。
- Cさん 「音楽になるには」を理解しようとし、練習や合奏にとりくみました。
さて3年後、どの人がいちばん魅力的に上達しているでしょう?
☆仮に、あなたが楽器をはじめたとして・・・
ほとんどの人は、こういいます。
「そこそこ上手でいい」
そういいつつも実は、心の奥底で「スターになりたい」とか「自分は芸術家」と思ってるものなのです。
もちろん「下手」はいや! でも「努力」もいや!
だから、大半の人は「そこそこでいい」って発言し、自分にいいきかせます。
では逆に、あなたのお友達が、こんなふうに言ったとします。
「そこそこでいい」
その発言に、魅力を感じますか?
☆もしあなたが天才なら・・・
放っといても「独学で」努力して「音楽できる人」になっていきます。
でも実は、才能ある人って、自分の事を「天才」とか「芸術家」とは夢にも思っていません。
しかも目標は遥かに高い所にあるから、共演者に質問しまくるか、先輩の一流ドラマーに密かに師事していたりするものなのです。
なので、ネット上でよく「独学で十分」と発言してる人を見かけますが(20人中19人くらい)・・・本当に天才なのでしょうか?
もしあなたが、自己満足な音楽人生でよければ・・・お酒を飲んで、ひとりで適当にドラム叩いていたらいい。それで十分楽しいはずです。
もしあなたが、ネットで動画や奏法をチェックしまくってとりあえず満足ならば・・・
「テクニックマニア」の「頭でっかち」の可能性大です。
そんなことない! 僕はちゃんと練習している!!
特に、ドラマーはそんなふうに言います。でも大半の人は、テクニックをマスターしても「音楽的」な練習には届きません。
もちろん、仲間がそんな人ばかりなら、全く問題ありません。
フィードバックも「そこそこ」の当たり障りないもので、いい課題は決して見つからないでしょう。
☆「音楽にする方法」って?
「音楽できないひと」は、「そんなこと、気にもしていない」のです。
と、いうより、さけて通ることが多い。
なぜならば、「譜面通りやる」とか「1、2、3、4ちゃんと数える」・・・などなど、「ワクワクしないこと」を地味にやっていかんとあかんから。
逆に、ちゃんと取り組むと、「音楽を成立させる」ってどういうことか、ある日、体で分かる。
そして、演奏が、輝いてくるんです。
☆「音楽」は、ネットでいくら調べても、決して身につきません。
ネット上のコンテンツは、「感性」や「フレームワーク」を表現できません。
大体が「テクニック」や「アタマのノウハウ」のお話ばっかりです。
しんどい思いしてなかなか成果が上がらんことするよりも、手っ取り早く「自分がいい気になれる」ノウハウのほうが、遥かにおもしろいし、キャッチー。
「超高速シングルストローク」出来たぜ(練習台でだけどね)とか、「相手が3連をやったから3連をやる」みたいな。
そんな感じで、「使えないテクニック」や「単なるノウハウ」を「無料」で漁って、溜め込んでいくと、行き着く先は「消化不良」です。
また、プロフェッショナルは、ネット上で伝えれる範囲の事しかいいません。ようするに言葉に責任を持っています。
しかし、アマチュアのような人がドラム教室をやっていたりする昨今。
少しキャッチーな事をかけば、よくわかってい無い人はその言葉に飛びついてしまう可能性大です。
本当に重要な事に気づく事なく・・・
☆あなたが「貴重な」20人中の1人だったら
迷わず「音楽できる人」とおつき合いすることをおすすめいたします。
そうしないと、大半の「20人中19人」に紛れて、いつのまにか「まあいいや」ってなってしまうかもしれません。もったいない!!
音楽が出来たからといって、すぐにお金がもうかったりはしません。
でも、確実に心は豊かになっていきます♪
そうそう、言い忘れていました。
冒頭のクイズの答えですが・・・いうまでもないですね。
皆さんの音楽人生が、より充実しますように!
ビーツ・アップ 前田 憲