演奏しながら、自分を「客観視」できるって、特殊な能力・・・・・・
2013-09-01 20:39:08
テーマ:ドラム攻略術!!
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こんにちは、ご機嫌麗しゅう!
ビーツ・アップ 前田 憲です♪
上達の強力な武器「マイナスワン」!!
例えばドラム用ならば、ドラムぬきの演奏があって、それにあわせて練習するものです。
アンサンブルのシュミレーションとしては大変重要。
ただし音源なので、相手は「あなたの音」を聴いてないです。その点を念頭においてチャレンジしてくださいね~
ここで、注意点があります。
説明のために、ミュージシャンを3段階に分けてみましょう。
1、演奏しながら、自分の演奏がどんな結果になっているか手にとるように分るミュージシャン
2、自分の演奏を録音して聴いてみて、「あ、しまった・・・」と分るミュージシャン
3、録音して聴いても、いい悪いが分らないミュージシャン
さて、あなたは一体どれでしょう?
3の人は、これは「ミュージシャン」と呼べませんね。
でも実際には、わりとたくさんいます。
ちょっとしたミス、というのではなく、もう完全に拍がずれているのに気がついていないケースとか・・・そういうのです。
大多数が、2の人です。
ちょっと「モタったり」「はしったり」
音量のバランスが悪かったなあとか・・・・
そして、ニュアンスが自分だけ違っていたりとか。
そういう、細かいところは、最初はなかなか分らないもの。
でも、音楽するということは、そういう所に「感性」のエネルギーを使うものなんですね~
なので、録音して、反省しましょう。これが、マイナスワンする時のコツです!
ただ、今の演奏は「いいか?」とか「こういう結果を出したければどうするか?」は・・・そんなもん一言ではいえません!!
実際に先生に聞いてもらって、アドバイス求めましょう♪
で、世の中には、録音しなくても、自分が「どんな演奏だったか」手にとるように分る人たちがいます。
1のひとはまさにそう。
例えば
- ライブの3曲目のアドリブはいる所でちょっとギクシャクしたとか、
- 音量のバランンスが、あそことあそこは大きめだったなとか、
- リズムの浅い所が時々あった、くやしい
とか・・・
そういう人は、もっといろんな発見をしたくて、録音していたりする。
共演者の音を聞き逃していないか?とか、どれくらい間引いても大丈夫か?
とか・・・
みなさんこういう状態に憧れると思います。
または強引に「自分は1だ!」と思ってしまいたくなるでしょう。
ですが「1のミュージシャン」は、幼児期から音楽教育で耳を鍛えてきた人か、またはさんざん「マイナスワン」や「自分の演奏」の録音と反省を繰り返して、2を通過した人のどちらか。
どちらでもない人は、残念ながら「1の人」の可能性は、極めて0に近いです。
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演奏しながら、自分を「客観視」できるって、それはミュージシャンに与えられた特殊な能力。
是非、ゲットしよう♪
皆さんの音楽生活が、より豊かになりますように♪
ビーツ・アップ 前田 憲