わたしもはっきりとわかった時は、メカラウロコでした。面白い人って実は、おもろいことばっかり言う人ではないんです。
だから、自然といい感じに「へえ~」とか合いの手入れれるんですね。
こういう感覚をゲットすると、恋に仕事に、そして人生において、なにかと豊かになります♪
こんにちは、ビーツ・アップ 前田 憲です♪
ご機嫌麗しゅう!
さて、会話上手な人は、なにかと人気者になりがちですね。
特に大爆笑するほどの話をしていないのに、なんか盛り上がる。仕事とか恋愛においても大変有利です。
では、そうでない人と一体、何が違うんでしょうか?
ところで・・・
演奏って、ほんと、会話そのものなんです。
僕たちドラマーは、ソロのひとが息つぎしてるとき(この時、メロディーはほんの少しの間、休符になってます)タイコを軽く「コツッ」って叩くことがよくあります。
たとえば「枯葉」って言う曲で
か~れはっ~よ~ チャッ、チャ~
の チャッ、チャ~ って言う部分です。
つまり、たとえばシンガーが「か~れはっ~よ~」って歌った後に、すかさず太鼓で「チャッ、チャ~」ってなにかフレージングするっていうことなんですが、これってつまり「合いの手」ですよね。
まさに日常会話の「相づち」そのもの。
で、時々、ドラムもドコドコしゃべって、「音のおしゃべり」が盛り上がるようにします。
漫才で言ったら「ツッコミ」、会話で言ったら「話を膨らませる」ですね~
つまり、わりとほとんどの時間は、相づち打ってます。で、締めくくりになにかおもしろくフォローしたり、次のお話へとリードしたり、そんなのがドラムの役割です。
要するに、「聞き上手」である事が重要なのです。
で、話を日常コミュニケーションに戻しますね。
面白い人って、とにかく「会話が上手」。
そして、良~く観察してみたら・・・
「会話の上手な人」は、とにかく、相づちを打つのが上手い。
その相づちもちょうど良い感じ。がんばりすぎず、回数もほどよく、さらに、ツッコミが上手なのも特徴。
話をまとめたり、次の展開に上手に持っていったりするのもお手の物。「ツッコミ上手ですね」ってほめたら、
「前田さん、ツッコミどころ満載やから簡単」
オレはやっぱり天然か・・・
それはさておき、気がついたら、「ノセられて」べらべら自分の話をしゃべっている感じです。
で、そういう時って「またこの人とおしゃべりしたい!」って思うでしょう?
「また会いたい!」って思うときって、「この人、私の話を聞いてくれた♪」って印象をもったときなんですね~
つまり、会話上手って、「聞き上手」のことだったんですね。
じゃあ、「会話上手=聞き上手」と「リズム感」、一体どんな関係があるのでしょうか?
たとえば・・・『休符を狙って手拍子する』っていうリズム遊びがあるんですが、
<主> パン パン パン ウン
「ウン」で休みます。
つまり<主>の人が、3回手拍子やって1回休む。その休んでいる「ウン」の時に、<伴>の人が「パン」って入れる。「合いの手」の練習ですよね~
これ結構難しいんですよ。ちょっとぎくしゃくしたり、すごいリキんだりします。おくれたり、はしったり、ってやつです。
でもね、これジャストで「バシッ」て決まったら、ものすごい気持ちいいんです!
一体感って言うんでしょうか・・・!!
じゃあ、どうやって、気持ちよく合いの手を入れるのか。
<主>が、 パン パン パン ってやってるときも、しっかり心を動かしながら、聞いとかんとダメなんですね。そしたら、自然と最後のウン のところで、 パン ってジャストに手拍子入れれます。
つまり、
<伴> ウン ウン ウン パン
って、自分が聞き役のときも、しっかりリズムを刻んでおけばいいんです。
聞き上手って実は、相手と同じリズムで「ノっている♪」
だから、自然といい感じに「へえ~」とか合いの手入れれるんですね。
こういう感覚をゲットすると、人生において、なにかと豊かになります♪
みなさんの生活が、よりハッピーになりますように。
ビーツ・アップ 前田 憲