実は日本、ピアノ大国、先進国なのです!
日本人として大いに誇りを感じましょう!!
こんにちは、ご機嫌麗しゅう!
ビーツ・アップ 前田 憲です♪
今日は、ピアノの生徒さんや、そして先生をされている方から、吉加江 智子がよくいただく質問をご紹介します。
Q. ポピュラー(ジャズ)曲を弾きたいのですが、オススメの楽譜はありますか?
そもそも、何故こんなお問い合わせを頂くのか?
結論から言いますと・・つまり、
A.「オススメの楽譜が売ってない!」
からなのです。
実際、吉加江 智子もここ何年かずっと「いい楽譜ないか〜」って、楽器屋さん、書店、そしてネットでも探してますが・・・
いいのが無いのです。
で、仕方ないので吉加江 智子は「自分で作って」しまいました。
それ(手書きです)を、大好評の「ポピュラー講座」で受講者の皆さんに弾いて頂いてる。
まあそんな状態です。
「いいアレンジ譜」とは?
では、ポピュラーのアレンジ譜。いったいどんなのが「良い」のでしょうか?
その前に、世のピアニストの皆さんがどんな状態かを考えてみましょう。
日本のピアノ人口は大変多いです!
(ピアノ普及率:全世帯の25% http://todo-ran.com/t/kiji/13770)
単純計算しても4人に1人が「潜在ピアニスト」です。3000万人います。
このうち「嗜んでいる」以上の人は、学校のクラスでピアノやってる子が40人中1〜2人という感じと考えると、まあ2〜300万人はピアノ弾いているわけですね。
実は日本、ピアノ大国、先進国なのです!
日本人として大いに誇りを感じましょう!!
大きく分類してみましょう。
- ほとんどの人は「お稽古事」として、ピアノを嗜みます。
- ごく一部の人が、大小コンクールでの入賞目指して、クラシックピアノに取り組んでいます。
- ごく一部の人は、ヤマハなどで幼少からクラシックもやり、ポピュラーも、アンサンブルも体験し、楽しんでいます。
こんな感じです。
さてみなさん、上の1〜3をご覧になって、何か気づかれたでしょうか?
そう、
ほとんどの人は、バンド経験が無いのです。あるのは3の人だけ。
自分からバンドを組んだり、セッションに出かけたりする人は、ごくごく、極一部なのです。
でも、
- 「ポピュラー音楽を素敵に弾いてみたい!」って、1〜2の人は思っていたりします。
- レッスンで生徒さんから「ポップスとかジャズ弾きたい」って言われた時に、ちゃんとレッスンできるようにしておきたい・・・と、ピアノの先生方も思ってらっしゃいます。
ですが、それをするために「セッションでコツコツ勉強して」そして「バンドやって」なんてことは、気が遠くなります。
市販のピアノ譜は何が問題なのか?
で、売っているアレンジ譜を買うんですが、それが妙に難しかったり(テクニックが超絶だったりする)、逆に簡単すぎたり・・・
まれにバンドで合わせてみると、ベーシストから「その音いらんのちゃう?」ってクレームがきたり。
大変使い勝手が悪いんです。
というわけで、さっきの話に戻りますが「探すより早いわ」と、吉加江 智子は作ってしまったのです。
これもし、カラオケCD(ベース+ドラムのみが入っていて、一人で練習できる)付いてたら、皆さんに喜んでいただけるだろうなあ〜
ピアノの先生方に、レッスンでも使っていただけるし。
吉加江 智子
って、只今、企画中です。が、なかなか出版社が企画通してくれませんのです〜
とりあえず、
まとめ
いいアレンジ譜は弾きやすく、なおかつかっこいい!
です。
これはソロピアノ譜であれ、バンド譜であれ一緒です。いい楽譜というのは、専門外の人が「この楽譜弾いてみたい!」と思わないと価値がないのです。
極力シンプルで、しかもかっこよかったら、それをベースに購入者の方がさらに肉付けも可能。
何より弾いていて気持ちいい。可能性とか希望が詰まってるんです。
そこまで配慮したものは、市販では皆無です。なぜならば「配慮するべき」ことに、アレンジャーが誰一人気づいていないからなのです。
いい楽譜がない理由が、お分りいただけたと思います。
売っている楽譜が不満、その理由とは?
アレンジャーにピアノ先生経験がないか、またはイヤイヤやっているケースが多数なんですね。
つまり、生徒さんの現状が全く分かっていなくて、どのようなものが弾きやすいとか、これはちょっと難しいとかの見極めができないんです。
なので、
- 簡単すぎてかっこよくない
たくさんの方に買っていただかねばならないので、みんなが弾けるアレンジにするしかないのでしょう。 - 難しすぎてモノにできる気がしない
オスカー・ピーターソンのコピーをしているかのような超絶技巧連発。 - 市販のピアノ譜は「ソロピアノ」のものしかなかったりする。
こんな感じになります。
さらに、
市販のソロピアノ譜。弾いてもかっこよくない(ならない)のは一体何故か?
- 実はソロピアノのスタイルは「最も難易度が高い」のです。このことを皆さんご存知ない。
- そもそもポピュラー音楽は、ベースとドラムがはいって初めて成立するもの。なので「バンド経験」がないと、ノリがつかめないのです。
- ソロピアノ譜をバンドでやってもしっくりいかないのは、ベースとの絡みがないからです。
もしあなたが「ポピュラー音楽」に通じたいのなら
一番手っ取り早いのは
バンドを組んでしまう
ことです。
なぜならばポピュラーは、ベースとドラムが伴奏して、初めて成り立つからです。その経験が無いと、ポピュラー音楽は理解できないのです。
それもちゃんとしたバンドがいいです。
だから世の中には、お金を払ってでも「よりレベルの高いプロとの共演」を求める人がいるのです。
もし周囲にそんな人がいないのなら、あなたを取り巻く環境はその程度ということになります。そしてその事実を知らない方は、概ねそのまま、知らずに一生を終えます。
もちろん、それでいい人はそれでいいのです。
そんなのが嫌で、向上しないと気が済まない人が上達するのです。そして、それは厳しい言葉でもなんでもなく、事実なのです。
ビーツ・アップ音楽教室のポピュラー講座とは?
さて、吉加江 智子のアレンジ譜による「ポピュラー講座」もおかげさまで皆様に大好評頂いております<(_ _)>
なぜならば、ブリュクミュラー〜ソナチネ程度の実力で、とても素敵な演奏に仕上がるからなのです♪
そのまま、ジャズフェスなどのライブでも使えます。
そしてもちろん、プロフェッショナルのベース・ドラムとアンサンブルできます。オプションで、二管バンドも経験できます。
貴重な機会を、お見逃しなく!
<最新!>第6回ポピュラー講座
・サンバアンサンブルに挑戦!
・クインテットを体験する!
・ビーツアップ・ザ・クインテットのミニライブ
詳しくはこちらをどうぞ!
生徒さんの演奏もこれだけカッコよく仕上がります
ピンクパンサーのテーマ(ミディアムスイング)
https://youtu.be/I1RKiwkZY7o
風になりたい(サンバ)
https://youtu.be/7-utDWgZY7Y
風のとおり道(ボサノバ)
https://youtu.be/M0aQYdlSzE8
こちらはビーツ・アップのプロ演奏です
世界に一つだけの花(16ビート)
https://youtu.be/vNbAG6ujOBU
第4回ポピュラー講座のコラム
http://beats-up.academy.jp/blog/pop_taiken_2016_5_29/
アレンジャーの吉加江 智子について
ピアノ、エレクトーン、指導どれもヤマハグレード3級を所持。
対位法和声学も高垣純先生に師事し、作曲理論も身につけています。
なおかつ、現役のプロプレーヤー、そしてピアノ&エレクトーン講師でありますので「簡単でかっこいい」フレージングやヴォイシングなどを、具体的鮮やかに提示することができます。
http://www.beats-up.com/profile.html#profile_yoshi
もちろんレッスンではその人の実力に応じてカスタマイズは当たり前です。
プレーヤーとしてのスキル、講師としてのスキル、コンポーザー&アレンジャーとしてのスキルをプロレベルで身につけている人材はそうめったにいません。さらに、吉加江 智子はつねにリスナー、生徒さんなど「受け手にとって何が必要か、何が気持ちいいか、幸せか」を考え、実践しています。