「話きかんでも、全部手元の資料に書いてあるわ!!」
というダメだしを受けないために・・・
2012-10-10 16:16:19
テーマ:「人間力」をも磨く上達のメリットとは?
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こんにちは、ビーツ・アップ 前田 憲です♪
今日もコラムを読んでくださってありがとうございます。
さて・・・
プレゼンテーションはお仕事していく上で、とっても重要ですね。
できれば、バシッとキメて、プロジェクトを前進させたり、契約を取りたいもの。
そして、自分じゃなくて、同僚のプレゼンも聞く機会があったりすると思います。
その時に、どう思われましたか?
「上手だなあ」「おもろいなあ」とか、または逆に「下手だなあ」自分ならこうするのになあ・・・などなど。
ひょっとして自分のも「おもろない」って、思われていないだろうか?
こんなふうにいざ自分が送り手になると、いいプレゼンができているかどうか、不安になったりしますね。
ではいったい、音楽&リズムとなんの関係があるのでしょうか?
実は、音楽そしてリズムは、「表現」という意味で「プレゼン」と共通点が沢山あります。
ところで、皆さんは、かけ出しの頃(初心者の頃)ってありましたか?
僕は、かけ出しの頃・・・
演奏のあと、先輩にこんなこと言われた。
「お前のドラムは正確やけど、おもしろくないなあ~」
一瞬、耳を疑った。なんでやろ?
今日はここからお話を始めてみたいと思います。
メトロノームをかけて、いろんなフレーズをしっかり練習しているのに・・・
で、何がアカンのか質問してみた、すると、
「メトロノームみたいや!おもろない。」
えええ~? 大ショック!!!
メトロノームで練習しろって、先輩言ってたやん!!
じゃあ、方法がまちがってるん???
もう、自分のやり方を、根本から否定されたようなものです。
さて、この「メトロノームみたいや!」皆さんもうお気づきですね。
もちろん、褒め言葉ではありません。
どんなニュアンスでしょう?
「機械みたい」「冷たい」「正確なだけ」
もちろんメトロノームは『だれよりも規則正しい』んですけどね~
でもこれでは「楽しくありませ~~~ん!!」
では、いったい何が「いいリズム、音楽」なのでしょう?
実は「ノリのいいビート」を出せることなんです。
では「ノリのいいビート」をだすには、どんなノウハウが必要なんでしょう??
雲をつかむ様な話ですね・・・しかも、一言では言えそうにない。
ならば逆に・・・
どんなとき「ノリが悪く」なるのかを、検証してみましょう!
- 力んでいたり
- 心が躍動してなかったり
- 歌ゴゴロが無かったり
- 共演者の演奏や、空気を感じていなかったり
- イメージできてなかったり
エトセトラ、etc.・・・でも大体、こんなときですね。
逆に、ノリのいい演奏するには・・・上に書いたことをしなければ、つまり反対のいい方をすればいいんです♪
もちろん、簡単ではありません。しかし、出来ることから1つずつ心がければ、必ずノリのいい演奏は出来るようになります!
ただその際、例えば「歌心を実現するには、どんなノウハウが必要か」は知っておかなければなりません。
しかも、同時にたくさんのスキルを要求されます。それは「習慣化」いがいに道のりはありません。
かけ出しの頃、僕は「ちゃんとせな!」って思いすぎて、メトロノームに必死であわせることばかり考えて練習していた。
結果、現場でも・・・「正確なだけ」の、つまらない演奏をしていたのでした(* ̄ー ̄)>
これって・・・人前でプレゼンするときとかに
「ちゃんとせな!」
って思いすぎて、結果、用意した原稿「棒よみ」つまり、
- 緊張していたり
- 楽しんでいなかったり
- いい切って無かったり
- 参加者の空気を感じていなかったり
- 言いたいことのイメージできてなかったり
・・・そして挙げ句の果て、
「お前の話きかんでも、全部手元の資料に書いてあるわ!!」
って怒られるのと一緒ですね。
音楽や芸事をやっていて、人前で発表することに慣れている人は、少なくとも次のような「いい方向」に向かって行ってます。
- リラックスしている
- 心が躍動している
- 歌ゴゴロたっぷりである
- 共演者の演奏や、空気をたっぷり感じている
- イメージをしながら演奏している
つまり、使っているものが「言語」か「♪」かの違いだけで、やっていることはほとんど変わらんわけです。
なので、そういうスキルのある人は、仕事上のプレゼンも本気でシュミレーションしたら難なくいいものを出せるでしょう。
すなわち
- リラックスして
- 楽しみながら
- 言いたいことをいい切って
- 参加者の空気を感じ
- どう表現するかイメージがばっちり
だったりするわけです。
皆さんの人生が、ますます豊かになりますように♪
ビーツ・アップ 前田 憲