正しい練習でゲットできる上達、なんと2種類ある!

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つまり「鋭くなるのは切れ味だけではない!」のである。

 

ごきげん麗しゅう。

ビーツ・アップ 前田 憲です♪

 

正しい練習は、効果も倍以上。音楽が上達するだけではない。

さて、私が練習したり、レッスンしたりしてよく思うのは、正しく練習すると、上達の恩恵がダブルで受けれるんだなあということです。

 

仮にです。

例えば「間違ったお掃除」を3年続けたら、家の中は必ず不潔になりますね。そのうちダニやカビがデフォルトの「チョットくらい汚れてて普通」みたいな状態になる。

 

同様にして、間違った練習(これは世の中に満ち溢れていますが・・・)を3年やったとします。

間違った練習とは、ポイントがずれている、フィードバックがない、目的が自己中心的・・・などなど、他にもいろいろあるんですが、もちろん、なにもかも上達しません。3年回り道で、美味さを味わうことなく過ごします。

 

大抵の人は「プロじゃあるまいし、そこそこでいいやんか」と思っていたりしますが、そういう人は「そこそこにもなれん」かったりします。

これからの時代、個人の生き様・考え方がますます重要な価値として位置づけられてくるでしょうし、そもそも「そこそこでいい」ってホント魅力ない言葉ですよね。悪い意味で「ショーワ」な考えは通用しなくなるでしょう。

 

ということで、以下「正しい練習に興味のある方」のみ、ご高覧下さい。

 

ではまず、包丁の話から。

 

 

包丁を磨いだら、よく切れるようになりますよね。

なので、私はほぼ毎日(切ったあとすぐ)やってます。

でもほとんどの方は、めんどくさ~「プロの料理人でもないのにようやるわ~」マメすぎ〜っおっしゃいます。みなさんもそう思われたのではないでしょうか?

 

しかしですね。

 

気持ちいーんですよ。研いだ後。

とくに中華包丁はキッチンペーパーで水気拭き取る時、何の抵抗もなく重ねた紙に刃がスーッと入っていく。気をつけないと手まで届く。

もちろん次回使う時は、ほとんどの食材が「重み」と「すべらせ」だけで切断できる。

切り口のまたきれいなこと・・・

ネギなんかこれ以上ないくらい薄く切っても、ちゃんとキレイな輪切りになっている。

 

こういう「美味しい経験」をすると、やっぱり日々のメンテがやめられなくなる。

いい循環です。これは音楽の練習にも当てはまります。

 

でもじつは、私が包丁を研ぐ目的は「包丁をよく切れるようにする」だけではないんです。

やはり「研ぎ方」に興味がいくんですね。つまりいろいろ調べたり、プロに質問したりして試行錯誤する。

そうすると、包丁の切れ味が良くなるだけではなく、「研ぎ方」も上手になっていく。

すると、ますます切れ味が良くなる。

また「研ぎ方」が上手になる。

またまた切れ味が良くなる・・・

う〜ん♪ いい循環。

音楽の練習も同様ですね。

 

正しい練習を心がけると、正しい上達だけでなく、練習法そのものも上達する。

 

すなわち

  • 切れ味アップ = 音楽の上達

だけでなく

  • 研ぎ方の上達 = 練習法の上達

 

ということなんですね。

芸事の稽古を正しくすればするほど、芸に切れ味が出てくるだけでなく、練習(稽古)のやり方自体が上達する!

わけです。

 

いくら練習時間をとっても、練習のやり方が的外れだと、上達は期待できませんよね?

なので、あ~でもないこ~でもないと、やり方自体も試行錯誤で改善していくのが必須です。

しかしながらその試行錯誤にも大変な時間が必要。もしあなたが社会人なら、練習方法を計画するだけで一生を終えるかもしれません。

 

なので、大抵の「賢いひと」は、習いに行きます。

 

こうする事で、ますますいい練習をする割合が増え、ただしい上達が期待できます。

 

「継続は力なり」とはまさに名言ですが、正しい継続でないと、間違った力になってしまいます。どうか、お気をつけください!

 

皆さんの音楽生活が、より豊かになりますように♪

ビーツ・アップ 前田 憲

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ビーツ・アップ 前田 憲

 

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上達を熱望するドラマー。だが、なかなか思うように上手くならないのでいつも悩んでいる。ここだけの話だが、大昔のまえだけんドラムはこんな風に苦しんでいたのだった!



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