わたしも、はじめると同時にちゃんとした上達法を知っていれば・・・と、ちょっと悔しい思いです。
こんにちは!
ビーツ・アップ 前田 憲です♪
さてさて・・・初心者の方はきっと練習方法がとっても気になると思います。なので、今日はその記事を書きます。
一体、コツはどこにあるのか?
楽器を始めて間もない頃は、どんな練習をしたらよいか、よくわからない事も多いと思います。
で、少しネガティブな話になりますが、わたしが初心者のころにおちいった「よくない状態」をまずは紹介します。
- 興奮してしまっている
- やたらまじめに取組もうとする
- 練習内容がかたよってしまう
もちろん、はじめたては「暗中模索」
全体像など、見える訳がないから、大半の人は、こうなります。私も例に漏れず、こうなりました。
で結局、リキみや伸び悩みにつながり易い状態を引き起こします。
といっても、かわいらしいですね。3つとも、上手くなりたい!という気持ちから来ていますので〜
しかしながら、
焦りは時間の無駄。出来ればスムーズに上達したいもの。
わたしも、はじめると同時にちゃんとした上達法を知っていれば・・・と、ちょっと悔しい思いです。
では、一体どうすればこの「よくない状態」を避けることができるのでしょう? という訳で、ここでは「どうすればいい感じに上達できるか?」そして、僕がどのように生徒さんをガイドさせて頂いてるかを紹介します。
- 「まずは、ぼちぼちやる」
- 「脱力する」
- 「譜面を読むクセをつける」
- 「まんべんなくすきになる」
- 「目標を立て、プロセスを楽しむ」
この5つを守りましょう。
以下、詳しくみていきます。ご興味有る方は是非参考になさってください。
「まずは、ぼちぼちやる」
最初はぼちぼちやるのが肝要。 スポーツでもウォーミングアップがあるし、会社でも「新人研修」があります。 まずは、その楽器にぼちぼちなれていきましょう。
とにかく「ふつ〜」にやってみてください。
やっているうちに、気合いの足りんとこが有ったり、または力みすぎたりする箇所が出てきますので、そこをチェックして「平常心」を保ちましょう。
一番いいのは「好きな曲に合わせて叩いてみる」っていうのです。
「好き」っていうのは、人間がいちばんポジティブになれる感情。どんどん好きになって、よろこびを噛み締めれるようになったらこっちのものです。
あとは、「上達する仕組み」を、少しずつ身につけていけばいいのです。
「脱力する」
なれないことをやると人間はまず「要らん力」が入ります。
なので脱力を徹底して意識しましょう。
脱力のタイミングは人それぞれですが、上達の早いひとほど「まず脱力」しています。 いらちな人は、最初リキんでいてもまあよしとしましょう。ただ、形になったら必ず次は脱力を意識してください。
脱力は、力んで初めて意識できます。
そういう意味では「力む経験」も大変重要なのです。
例えば、肩の力を抜きたい時は「わざとに肩を思いっきりあげながら、息を吸う」っていうのをやってみてください。
そうすると、そのあと、吐息と同時に肩の力が抜けていくのがわかると思います。
ブログ「脱力!」を読んでみる
「譜面を読むクセをつける」
ドラマーは「ドレミ」や「コード」がないので、フィーリングで叩けてしまうこともあります。ですが、本当にいい演奏をするには、譜面に慣れ親しみ、強くなることはとっても重要。
また、譜面が読めないと、アタマで音楽を下準備することが大変困難になります。 逆に譜面が読めると、ドラムソロの曲でも「音楽に」することが出来ます。
そこにはダイナミクスを使って、4小節単位で音楽を構成していく力が要求されます。 音楽をより深く楽しむために、是非根気よく譜面に慣れ親しみましょう。
「まんべんなくすきになる」
ドラマーは、アンサンブルでバンドを盛り上げてこそ、本当の歓びが得られます。 上達しないドラマーにありがちなケースが例えば 「ジャズは好きだけど、ボサノバは嫌い」 といった、ジャンルを選り好みするパターン。
もしバンドでボサノバをやることになったら、大変なことに。つまり形だけマスターして、つまらなそうにやったら、いっぺんにメンバーに伝わります。
周囲をがっかりさせないためにも、まんべんなく、いろんなジャンルをすきになるようにしましょう。
また、バンドでどんな曲をやるか?という話になった時、ほとんどの場合ドラマーに決定権はありません。
他のパートの人は、メロディーや歌詞、コード進行などの制約が大きく、曲を仕上げるのが大変だからです。
なので、ドラマーは、できるだけたくさんのジャンルの様々なビートを「まずは形に」しておくことが重要です。
そういう場合、いい環境のセッションで腕を磨くのが最も近道です。
「目標を立て、プロセスを楽しむ」
まずは手の届きそうな目標を立て、上達のプロセスを楽しむのが効果的です。なぜなら人間の脳は、「目標に向かう」という仕組みを持っているからです。
「この曲を叩けるようになりたい」
「新しいパターンをマスターしたい」
などなど、いくらでも目標はあるのです。
もちろん「世界一のドラマー」という大志も、どんどん持ってください!!
ですが、千里の道も一歩から。 まずは、ちょっと先にある、射程圏にあるものをどんどん達成していきましょう♪
いかがでしたか?
どうせやるなら、最初に「いい心がけ」を身につけてしまいましょう。 そして「きちんと上達したい」という思いこそが、あなたの後々の音楽人生を豊かにするのです。
あなたの上達を、心から楽しみにしています♪
ビーツ・アップ 前田 憲
初心者の方向けのコンテンツです
皆さん安心して!最初は誰でも「初心者」なのです。